こんにちは!みなづきです^^
我が家には子供が3人いますが、次女が発達障害と診断され、療育手帳を持ち、療育に通い、小学校では支援学級に所属しています。
次女は養子として迎えた子なので私が赤ちゃんから育ててきたわけではありません。なので、何がどこまで出来るのかが最初は全然分かりませんでした。
ただ、保育所で言葉が遅いことを指摘されており、発達検査を受けた方が良いかもしれませんという話をされていたため、しばらく家での生活の様子を見ながら、検査を受けるべきかどうかを判断した次第です。
もしもこの記事を読まれて、発達検査を迷われているお母様やお父様がいらっしゃれば、少し背中を後押しできればいいなと思っておりますので、私の体験してきたことを少しご紹介したいと思います。
【見逃さないで】子供の発達障害を受け止めることの大切さ。グレーゾーンの子供に発達検査を受けさせた話。
発達検査とは?(神戸市の場合)
私の場合は神戸市で受けたので、神戸市での発達検査のお話をさせていただきます。
発達検査とは、子供の心身の発達の度合いを調べる検査です。
運動面や心の発達具合を、児童福祉司や児童心理司の方が検査してくれます。
上の子たちは特に何も無かったので、発達検査をすると言ってもどこに相談すればいいのか分からずでした。そこで保育所の先生に相談し、先生が見聞きしてきたことからヒントを得て、自分でアクセスしてみました。
私が相談したのは【神戸市こども家庭センター】、と【療育センター】でした。
まず電話で連絡しましたが、どちらも予約になるが半年以上待ってもらうかもしれない…との回答で、それでもいいので空きが出たらすぐに連絡してくださいとお願いし、小学校入学前ということもあり入学前に、まずは、こども家庭センターの方で発達検査をしていただけることになりました。
↑発達障害のお子様に↓
発達障害のお子様の自宅学習をサポート【すらら】神戸市こども家庭センターでの発達検査
予約日に指定された場所まで子供を連れて向かい、児童福祉司の方と児童心理司の方に検査をしてもらいます。
母親と離れることが出来る子は、心理司の方と別部屋(おもちゃなどがあるところ)に向かい、私は児童福祉司の方と経緯や状況をお話ししました。
発達の水準を調べる検査は色々ありますが、次女は『新版K式発達検査2001』という検査方法で検査していただきました。
「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3つから発達年齢と発達指数を算出する検査方法です。
時間は、次女の場合は40分程度。
6歳4か月で受けましたが、結果としては、
知的側面
新版K式発達検査2001:発達指数(DQ)69 発達年齢(DA)4歳5か月
姿勢・運動(3歳以上なので検査なし)
認知・適応DQ80 DA5歳1か月
言語・社会DQ63 DA4歳0か月
子ども家庭センターの心理検査結果より
私が思っていたよりも、受け答えが出来ていないのだと、この時初めてわかりました。
検査の後は、検査結果を受けての家での接し方や、次女は小学校入学を控えていましたので、通常学級に通うのか支援学級に通うのかの選択を迫られました。
私も主人も、【子供が楽しく学校に通えること】が第一優先事項だったので、検査結果と児童福祉司の方からのアドバイスを受け、次女は支援学級に通うことが決まりました。
発達検査を受けて変わったこと
検査を受けてみて、大人が思っていたよりも次女は幼いことが分かったため、通っていた保育所にも結果を伝え、より小さい子に話すように分かりやすいように言葉を伝えたり、紙に書いてみて伝えたりという工夫が出来るようになりました。
次女は何が苦手で、何に特化しているのか、家庭の様子からじっくり観察することが出来ました。
また、小学校入学前だったので、今後の進路や、かかわり方、上の子たちとは違った声掛けをしなければならないということが改めて分かりました。
療育手帳の発行
発達検査の結果を持って、役所の福祉課に出向き、療育手帳を発行してもらいました。
発達検査を受けてから半年以内であれば、検査の結果をもとに療育手帳を発行してもらうことが出来ます。しかし、検査から半年を過ぎてしまうと、もう一度検査を受ける必要があります。
手帳には障害の程度が書いてあり、発行の際に本人の顔写真が必要になります。
履歴書サイズの写真が必要となりますので、私は履歴書用の写真が撮れるアプリを利用しました。
障害の判定年月日が書いてあり、次回の判定日も記載されています。(約3年半後となっています)
療育手帳を発行されたことにより、色んな面で福祉の補助が受けられるようになりました。
市営の交通機関の補助であったり、入館料の割引であったり。管轄の地域によって受けられる補助は違いますので、役所でご確認ください。
ヘルプマークを活用しよう
皆さん『ヘルプマーク』をご存じですか?
見た目には分からないけれど、援助や配慮を必要としている方々が、そのことを周囲の方に知らせることができるマークです。
ヘルプマークについてまとめた記事はこちら↓
役所でも配布していますし、自分で購入することもできます。
ヘルプマークの中にはメモを入れておき、連絡先や、その子の特性(ゆっくり話してください)などを書いておくと、迷子になった時など外で誰かの力を借りることが出来ます。
障害を認めるかどうかの判断は、養育者次第
発達検査を受けて、支援学級をすすめられ、療育手帳の発行もすすめられましたが、支援学級に行かせるかどうかや、療育手帳を発行するかどうかは、その子を養育している人にゆだねられています。
実際に聞いた話では、学校や学童から検査を受けて療育手帳を発行してもらうようにアドバイスを受けた親御さんの中でも、「自分の子は障害者ではない!」と、かたくなに認めようとせず、その子が適切なサポートを受けることができないということもあるようです。
実際、自分の子が障害があると言われたら、親であれば程度の差はあれショックを受けるのは事実だと思います。
しかし、障害を認めないのは、周りの目が恥ずかしいから、という理由であれば、いますぐ考えを改めるべきではないかな?と私は思います。
実際我が子も、発達に遅れがあるのかと数値で知ることが出来、そのおかげで支援学級に入れることができ、次女もとてもたのしく学校生活を送ることが出来ています。
小さい時からのサポートが充実していれば、きっと障害を持っていても、成長するにしたがって出来ることが増え、より社会での生活もしやすくなると、私は考えています。
なので、もし自分の子の発達に遅れがあるのではないか…と、心配になっていらっしゃる親御さんは、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
きっと何か、見えてくるものがあると思います!
↑発達遅れの子には、どういう言葉かけが良いのかを学ぶため、私も購入しました。
少しでも親御さんや子供たちの参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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